児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2014-09-09から1日間の記事一覧

千田恵介「性犯罪事犯等の刑事手続における被害者氏名等の秘匿」〔警察学論集第67巻第9号〕

法律の根拠がないので試行錯誤ですよ。 弁護人としては、被告人にメリットがないのであれば、法律を曲げてまで有罪になるという選択はできません。 v 被告人に対する被害者氏名の秘匿 起訴状公訴事実への被害者氏名不記載 上記のとおり、検察官は、一定の要…

警察庁少年課課長補佐 友永光則「児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部改正」警察公論2014年10月号

国会の説明をまとめた程度。 おわりに 平成25年中の児童ポルノ事犯の送致件数は1,644件,被害児童数は646人と,いずれも平成11年の法施行以来最多を記録しており,児童ポルノ事犯をめぐる情勢は依然として厳しいといえる。 今般の法改正で,自己の性的好奇心…