児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2013-07-20から1日間の記事一覧

「略式命令においては仮納付の裁判は言い渡すことができないものと解する。」刑事実務の研究(裁判所書記官研修所編)p190

という文献を市大図書館で見つけました。 略式命令の仮納付は、「罰金全額払えば勾留満期に釈放する」的な運用のように、現在では広く行われていますが、実は法的根拠がありません。判例もありません。 第461条〔略式命令〕 簡易裁判所は、検察官の請求によ…

「LINE」に性的犯罪対策を要請 京都府、府警

LINEが悪いわけじゃないですが、弁護人からみても、性犯罪・福祉犯で犯人と被害者がLINEで連絡してるケースが多いですね。 LINEのIDだけでメールも無料電話もできちゃうことと、IDの取得に身分確認(年齢確認)が要らないことと、名前が変えられること、ログ…

被疑者の弁解について、早期にETCとかNシステムとかを確認してれば防げたミスです。 そういうことは怠っている刑事に「否認しても防犯カメラに写っとるやんけ ボケ。カメラは嘘はつけへんのじゃ。いつまで否認するんじゃ!」とか言われてそうです。 間違っ…