児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-10-30から1日間の記事一覧

池本論文「児童の性的虐待と刑事法」判例タイムズ1081号は古すぎる

公刊されている児童淫行罪の量刑資料としては池本判事の論文しかありませんが、奥村が引用しながらも、軽すぎるので、古すぎるんじゃないかと思います。 池本判事の論文があるので、こういう主張をしますよね。 控訴理由第5 量刑不当(1項破棄) 1 はじめ…

懲戒の時効

○年前の行為について懲戒事由となるかという質問でした。 中村博『公務員懲戒法』p173 懲戒の時効 懲戒権については、時効により消滅することがないことは通説であり、また現行制度においてもこの点に関し格別の規定は存しない。美濃部博士は「懲戒権ハ…

強制わいせつ罪で無罪(福山支部H24.10.26)

児童に対する性犯罪の場合、保護者の対応として最も多いのは、示談拒絶です。将来の悪影響が不安なのでお金どころじゃない・お金では済まないということです。保護者の方から金銭要求するというのは疑わしいと評価したようです。 http://www.nishinippon.co.…