児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-09-16から1日間の記事一覧

同一サーバーにおける公然陳列罪の罪数は陳列行為の数で決まる(大阪高裁H24.5.31)

HDDの個数と言ってみたり、行為の数と言ってみたりで定まりませんね。 大阪高裁H24.5.31公刊物未搭載 第4 控訴趣意中,控訴理由第4の法令適用の誤りの論旨について 論旨は,要するに,原判示第3及び第4について各公然陳列罪は態様が類似し,日時も重…

言語による「わいせつ行為」

わいせつの定義が曖昧ですので、文字・言語によるわいせつ行為もありうるということです。 門田成人「新基本法コンメンタール刑法」p377 公然わいせつ罪 なお、公然と猥談を行うなど言語を発することがわいせつな「行為」に該当するかは、「行為」という条文…