児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-07-31から1日間の記事一覧

1審が実刑判決だったので控訴の相談をしたいが、国選弁護人なので、判決書謄本を差し入れてくれないという相談

国選弁護人だった場合、しばしばある相談です。 控訴理由を検討しようにも、判決書がないので始まりません。 方法としては、 1 国選弁護人には判決書謄本費用が支給されることを説明して、国選弁護人に頼む。 http://www.houterasu.or.jp/cont/100179800.pd…

「プロバイダ責任制限法 実務と理論 -施行10年の軌跡と展望- (別冊NBL No.141) 」におけるプロパイダ等の刑事責任

この分野の判例は、弁護人の負け戦の記録であって、奥村の論稿も負け惜しみに他ならないわけだが、裁判例だけは正確に紹介して、後々の研究に役立つように心がけている。プロバイダ責任制限法 実務と理論 -施行10年の軌跡と展望- (別冊NBL No.141)作者: 堀部…

10歳への児童淫行罪

13歳未満の場合は、性的承諾能力がないので、「児童が犯人に淫行する」「犯人は児童をして犯人と淫行させる」という関係がないので、児童淫行罪は成立しないと思います。強姦罪・強制わいせつ罪のみが検討されるべきだと思います。 親告罪を丸々非親告罪と…