児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-06-06から1日間の記事一覧

児童ポルノ:身体測定の女児を勤務中に撮影容疑、元保育士逮捕

強制わいせつ罪(176条後段)なんだから、保護者は刑事課で告訴した方がいいですよ。 3項製造罪の成否については、 「姿態をとらせて」と言えるのか 保育園児の上半身裸の画像が、一般人基準で「性欲を興奮させ又は刺激するもの」と言えるか が問題になりま…

ダウンロード販売が4項提供罪(不特定多数)に当たるとした場合の既遂時期  購入者が保存することを要する(札幌高裁)のか、要しない(大阪高裁)のか?

札幌で捜してきた判例を大阪で主張すると、通用しないんです。わからないときは被告人に不利益にの原則。 「電磁的記録等を相手方において利用し得べき状態に置けば足り」とかいうと、公然陳列罪と完全に一致するんですよね。保護法益も条項も同じだからそれ…