児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-03-08から1日間の記事一覧

被害児童の相談先は警察

刑事事件にしないように穏便解決を試みているうちに被害児童が早々と警察に相談して居るというのはよくあります。かなりの確率で警察に相談しています。 警察にバレなければ穏便に依願退職という結果もあるんでしょうが、被害児童からすれば、警察は無料相談…

わいせつ電磁的記録記録媒体陳列の国外犯?

「実際には日本からタイのパソコンを遠隔操作していたとみられ、日本の刑法違反が問えると判断した」というのですが、175条は国外犯のリストに見当たりませんので、原則通り、実行行為の一部が国内で行われない限り、適用できません。 第1条(国内犯) この…

2ちゃんねる関係先を捜索=覚せい剤売買の書き込み放置―ほう助容疑を適用

掲示板管理者の刑事責任については、削除義務の根拠と内容がよくわかりません。 参考文献インターネット上の誹謗中傷と責任作者: 情報ネットワーク法学会,テレコムサービス協会,特別二種電気通信事業者協会=出版社/メーカー: 商事法務発売日: 2005/03メディ…