児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-02-27から1日間の記事一覧

<わいせつ画像>市立病院部長を逮捕 女子中学生に送らせる

撮影・送信させるのは3項製造罪だとして、脅したのは強要罪か強制わいせつ罪かが悩ましく、また3項製造罪との罪数処理がわからないですよね。 大阪高裁は強要罪との観念的競合の判決を書いています。原審は神戸地裁ですので、兵庫県警に聞いてみましょう。…

管轄違い

重過失の証拠がない場合、これはこうするしかありません。 簡裁に移せばいいのにというところですが、簡裁から地裁への移送の規定があるのに、地裁から簡裁への移送の規定がありません。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120228k0000m040020000c.htm…

青少年からの物品買受の正当理由(福岡県青少年健全育成条例)

青少年が旅先で路銀を失った場合は、何か買い取ってもいいと解説されていますが、といっても、女子高生から下着とかを買い取るのはあまり正当化されないと思います。 児童買春罪につき「児童の生活苦を助ける」という理由で正当化されるという論文がありまし…

弁護士が狙われる時代─弁護士業務妨害への対応 第52回 刑事弁護と業務妨害

マスコミに弁護士のコメントが紹介されると、全く関係がない事件について遠方の留置場から手紙が来ることがありますが、受任の可能性が無い場合にはすぐにお断りの手紙を出しています。 量刑相場を把握していれば、安易に「執行猶予がとれる」なんて言いませ…

1歳娘の裸画像送信容疑、長野の女逮捕/岩沼署など

一昨年から大河原警察にはたびたびお世話になっていて、自慢の桜並木は運悪く見逃しているのですが、それはともかく、 2010.1 登米市の女(37)逮捕 2011.1 登米市の女(37)の児童ポルノ画像の販売先として男性会社員逮捕 2012.2 昨年1月に大河原署が…