児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2011-12-09から1日間の記事一覧

前科は消える・・・前科抹消制度について(昭和四一年一〇月一九日「官報」第一一九五五号付録)

「前科を消してくれ」とか「いつ消えますか」という質問も多いので、抜粋しておきます 「前科」という用語は、元来法令用語ではなく、通俗的に使用されているにすぎないものであるから、その意味は必ずしも明確ではないが、ここでいう『前科」とは、前に罪を…

みだらな行為を強要する行為を強要未遂罪とした事例・2項破棄(広島高裁H23.12.8)

強要未遂とされる事実については、実は、強制わいせつ未遂そのものなので、被害者は強制わいせつ未遂で告訴できました。被告人側から見れば、告訴が無い強制わいせつ未遂を強要未遂で審判を受けたことになります。 そういう実質であるのに、一回結審すると、…