児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2010-10-27から1日間の記事一覧

性的欲求を満たすために体液が入ったコンドームを女性に投げつける行為の擬律。

強制わいせつ罪ですよね。奈良県に前例があった。 当たったら既遂。外れれば未遂。 法条競合で強制わいせつ罪が成立して暴行罪は成立しないという考え方もできる。 暴行罪で起訴すれば強制わいせつ罪の一部起訴になる。しかしそれを指摘すると強制わいせつ罪…

[性犯罪] 強制seximgを強要罪+3項製造罪で逮捕して、強制わいせつ罪+3項製造罪で起訴した事案

奥村説は強制わいせつ罪説ですが、これまでは強要罪+3項製造罪(処断刑期は3年)で処理されてきたのに、この事件から処断刑期が10年になっちゃうというのも気の毒です。擬律が乱れていますよね。 佐賀では併合罪で起訴して、大分では観念的競合で起訴して…