児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2010-06-04から1日間の記事一覧

示談を断念して、被害弁償をするなら、損害額(民事訴訟認容額)を上回る程度の弁償を目指しましょう。

なかなか示談に至らないものです。 でもこうすれば、後から請求されることもなく、金銭面では解決します。 情状弁護としては、そういう部分点を拾っていくことです。

裁判員追及「なぜ自首せぬ」

非裁判員事件では出ない質問です。 刑法上、任意的減軽事由になってますが、適用されると刑が1/2になっちゃうという強い効果があるので、判例の事案をみると、なかなか適用されることがありません。という意味では例外的な場合であって、普通「自首」なんて…

罰金分納の根拠条文は刑法18条6項

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20080129#1201599517の続き。 相変わらず分割払いとか延期とかの相談は多いですね。 文献は専修大学にあります。 「一部納付」というそうです。 会計法だとか聞いたこともありますが、徴収事務解説でじゃ刑法18条6項を…

路上で頬に接吻する行為はわいせつ行為(176条後段)(大阪地裁)

路チューも犯罪かも。

小5に裸の画像送信させた疑い 広島の26歳逮捕=和歌山

撮影→送信までを3項製造罪と評価するのが流行りですが、撮影がわいせつ行為だとすれば、13歳未満に撮影させる行為は176条後段の強制わいせつ罪になるはずです。 親告罪の一部起訴という論点がありますが、これは全部起訴。特別法による親告罪の非親告罪化…