児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-12-16から1日間の記事一覧

裁判員裁判対象事件

対象事件を法定刑だけで決めちゃったのはどう見てもお粗末ですよね。 裁判員に裁いてもらおうと思って致傷罪の被害に遭って被害申告した訳ではなく、捜査段階ではいろいろ配慮されているのに、訴訟になるといっぺんに素人にさらされる。 さらに、被害者に負…

罰金併科可能な場合は、原則として罰金を併科すべきである(福岡高裁H21.1.9)

児童ポルノ提供罪にも当てはまるんでしょうか?売り上げを基準にして併科の罰金額決めてますよね。 福岡高裁H21.1.9 (児童雇用のデリヘル事案) 一審判決は実質的に金銭的利得なしと認定し、罰金を併科しなかった。 しかし罰金併科の趣旨は財産的苦痛によっ…

「違法DLでネット切断、国内でも可能か議論したい」――JASRAC菅原常務

特定人の通信を常時傍受して、違法サイトからのDLを遮断するというのですね。 著作権保護を理由として、現行法制度でも可能なら、もう、なんでも理由つけてすべての通信が傍受されているでしょうね。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091216-00000023…

<児童ポルノ>娘の裸を撮影・販売 母ら12人逮捕

おかげで奥村も仙台出張ですよ。 現行法には性欲刺激要件があるので、児童が低年齢になると、児童ポルノ性は薄れますよね。 不特定又は多数の者に提供する目的で撮影した母親は、5項製造罪(不特定多数)・4項提供罪(不特定多数)のみで処罰して、強制わ…