2009-12-12から1日間の記事一覧
財産犯でも同じですけど、執行猶予が付くのなら被害弁償するけど、付かないのならやめとくとか言われることがよくあります。 児童の被害者がいる場合の量刑は重いので、いろいろ慰謝の措置やら、再犯防止とかをやってもらうのですが、いい情状も悪い情状も、…
不同意にされたら、終わりなんですが、最初からあきらめるんじゃなくて、一応証拠として請求しておいて、不同意になっても被告人質問で示すなどして、その存在を立証することはできますよ。 採用されることもあります。 原田國男「量刑判断の実際」 増補版P2…
これはありうる話で、先日も、保釈事件が上告棄却されたときに被告人が引っ越していたことがありました。送達とかでバレちゃう。 そのとき大阪高決S58を見て、収監されるまで保釈取消が無いことを祈りました。 http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?acti…
次の事件の裁判体は、この事件の証拠を見ないわけだから、合算して適切な量刑というのは望めません。軽すぎたり重すぎたり。 とりあえず全部控訴して名古屋高裁のどっちかの部に両方係ることを祈るしかない。 裁判員「評議には納得」 「強制わいせつ致傷」判…
前科は公務員の欠格事由ですから教育委員会は法律上前科照会する権限があるんですよ。でも、臨時教員の採用の時には照会せずに、正教員の採用の時には照会したようです。 申請書とか誓約書は私文書ですが、作成名義を偽っていないから、虚偽私文書作成ですよ…