児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-09-09から1日間の記事一覧

4000円で女子中生に全裸姿撮れ!送れ!…捕まりました

埼玉の人は、黙って有罪になると思いますが、児童が撮って送らないと成り立たない犯行なので、児童が5項製造罪(不特定多数)と4項提供罪(不特定多数)の正犯で、購入者はその教唆犯か共同正犯になると考えています。 判例によれば、児童なんて撮影後は死…

中尾克彦「『児童ポルノ』はポルノ?」警察公論 第64巻10号

警察庁少年課長のお言葉であります。 年齢知情なんて、推定規定を作るとか提案すればどうでしょう? 6 児童ポルノの根絶に向けた重点プログラム 児童ポルノをめぐる深刻な現状,国民の要望及び国際的要請を受けて,警察庁生活安全局では,児童ポルノの根絶に…

1項破棄の事例(札幌高裁H21.8.27)

1項破棄というのは、控訴審の情状立証を考慮せず、原判決時点での情状を控訴審で評価し直して、破棄されたということです。 原審も量刑のプロだから、こんなことは滅多にありません。 結局、被害者の意見という新しい要素があったので、扱いが定まってない…