児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2008-02-29から1日間の記事一覧

ネット上の名誉棄損に新判断 東京地裁で無罪判決

ネットの名誉毀損については、伝搬性が強いので厳しくする方向もあるんですが、違法性阻却事由を拡大する方向にも広がるんですかね。判決書を見ないとわかりません。 http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200802290352.html?ref=goo ネット上の名誉棄…

子供の携帯電話、「本当は持たせたくないが防犯のために」

持たせるところで絞って、フィルタリングで絞って・・・といろいろやれば、効果あるんじゃないかと期待しています。 http://japan.internet.com/wmnews/20080229/3.html 自由記述として中学生以下の子供が携帯電話を持つことについての意見を聞いたところ、…

児童ポルノ遠い根絶 禁止法施行から8年 5年で摘発3.4倍 個人所持規制が課題

製造・流通については被害児童が知らない限り、権利侵害はないって、検事さんが書いてますね。冷酷に聞こえます。奥村は個人的法益説なんですけど。 http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20080229_evn_003-nnp.html 児童ポルノ遠い根絶 禁止法…

山本和昭 「いわゆる「第3行為によるかすがい作用」をめぐる若干の問題点」専修ロージャナール 3[2008.1.21発行]

ドイツの理論まで引き合いに出して検討していただいています。 東京高裁H17.12.26の評釈ですが、児童淫行罪と製造罪は観念的競合でいいそうです。 判旨に賛成である。 第1 はじめに 1 本判例とかすがい作用 かすがい作用とは.A罪とB罪とが併合罪の関係にあり…

[性犯罪][不正アクセス] [ハイテク犯罪・サイバー犯罪]

児童ポルノの被害者数は例によって人物特定できた人数ですから、統計はあてになりません。 重いのは不正アクセスを手段とするオークションサイトの乗っ取りによる詐欺でしょうね。借名口座に入金させても、お金を引き出すところから足がつくと思います。 htt…

出会い系サイト運営業者に届け出義務 法改正を閣議決定

常時監視義務なんでしょうか? 最近は放置すると、書き込んだ人との共同正犯になるという判決も相次いでいるわけで、それに比べると、緩いような感じ。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080229/crm0802290932012-n1.htm 法案では、業者に対し、届け…

今林寛幸「漫画本が刑法第175条にいう『わいせつ画像』に当たるとされた事例」研修第716号p31

実在の児童といいつつ、提供罪と陳列罪は包括一罪ですからね。よくわかりません。 第5 わいせつ図画等をめくる近時の動向 1 本判決は,わいせつな漫画本に関する事例であったが,近年では児童ポルノに関する規制に国内外の関心が集まっており,その中でも実在し…

大口奈良恵 「児童買春罪と、その機会に行われた児童ポルノ製造罪とが、観念的競合ではなく、併合罪であるとした事例 東京高裁H19.11.6」(研修716 p387)

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20071106/1194318437 で速報した判決です。 判決速報と「研修」で徹底するのに3〜4ヶ月かかるようですが、その間にも観念的競合で処理された事件があります。 この事件は、どうしても一罪にまとまらない事件もあって、…