児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2007-11-13から1日間の記事一覧

「わいせつで輸入禁止」見直しか=メイプルソープ写真集−最高裁

やっぱり警察の「わいせつ」と税関の「わいせつ」が違うのはおかしいですよね。 奥村も児童ポルノの輸入について上告してますが、児童ポルノは国内外で違法なので、あまり関係ありません。 最近はデータとして税関検査なしに国境を越えることができますから…

真実17歳について、児童とは知らなかったという弁解

体見ても17歳と18歳は区別できませんので微妙な事例です。 被害児童の供述はたいてい「ちゃんと17歳と言いましたから、知っていたはずです」とできあがっていますが、聞き違えとか聞き逃しもありますしね。 被害児童は、5万で買春犯人の言いなりにな…

海上自衛隊鹿屋航空基地史料館

今日はこのへんまで流れ着きました。 展示の最初は東郷平八郎でした。

青少年問題に関する特別委員会H19.11.6から

削除義務の法定を目指しているように思えます。 削除義務については、裁判所も手を触れない状況なのに、最後は、警察に対応してもらっているそうです。怖い番犬をけしかけて追い散らしているだけですね。 試しに、違法であって表現の自由が最も弱い児童ポル…

製造罪と他罪とは併合罪(東京高裁H15.6.4)

特定の行為をピンポイントで処罰しようとする特別法ですから、これは道理だと思っています。 この裁判長の原田國男判事自身、東京高裁H17.12.26で児童淫行罪とは観念的競合と言っちゃってるんですが、一応、判例です。 東京高裁平成15年6月4日 2 罪数関係の…

訴因変更の違法で余罪が落ちるかも

迷ったら追起訴にしておけばいいんですよね。 この事件は一審途中で訴因変更の違法に気づいたので、追加分は追起訴されて、一応審判対象に入って、免訴になったり有罪になったりしています。 控訴審で併合罪だと気づいたときは、やはり、違法な訴因変更は無…

管理者の刑事責任って

裁判所では、結局、幇助か正犯かは結論出ませんでしたが、未必の故意で正犯という判例も、確定的故意で幇助という判例も生きています。 こうなると、警察より先に見つけて削除・通報するしかないわけで、爆発物取締罰則を思い出しました。 爆発物取締罰則 第…