児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2007-07-14から1日間の記事一覧

原審弁護人曰く「被害感情強く被害弁償できなかった」事件で、控訴審弁護人は全員に被害弁償完了!

というか、原審弁護人(国選)はめんどくさいし量刑を軽く見積もっていたのでやらなかっただけだと思いました。被告人に資力あるのに。 裁判所からみれば、慰謝の努力をしていないとか手抜きに見えたんでしょうね。一審実刑。 慰謝の措置の時期が遅いのはそ…

投稿者らが、同掲示板を使用して犯罪行為に及ぶことを十分に認識した上で本件電子掲示板を開設した場合、その開設行為は、投稿者らの犯行を容易にする違法な幇助行為である(名古屋高裁h19.7.6)

プロバイダ責任制限法とパラレルに論じろという主張に対する判断です。 無法状態の掲示板の管理者に対する名誉毀損罪とか著作権法違反にも使えそうです。 名古屋高裁h19.7.6 第3 法令適用の誤りの論旨(弁護人Mの控訴趣意)について 論旨は、要するに、原判示…