児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2006-09-30から1日間の記事一覧

複製行為を提供目的製造罪とした事例・数回の複製行為は包括一罪とした事例(大阪高裁H18.9.21)

撮影行為を除いてダビングのみが製造罪で起訴されたのは初めてだと思います。 日時場所を異にする製造行為も犯意が一個であれば包括一罪となる。 大阪高裁H18.9.21 論旨は,原審裁判所は,平成年月日付け起訴状記載の訴因につき,検察官からの同年月日付け訴…

示談で不起訴の事例

親告罪の起訴前の告訴取下というのは捜査弁護の成功事例。 受任したからといって全部弁護人に丸投げされても困ります。謝るのは犯人とその関係者です。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000002-nnp-l44 強姦未遂容疑の県職員は不起訴 女性と示…

児童ポルノを見て、歯止めがきかなくなった

そういう人もいると思いますよ。 こういうケースを研究しないと、性犯罪誘発説も否定説も根拠がないです。 元教諭「遊び感覚だった」 わいせつ事件に懲役10年判決 鹿児島地裁 /鹿児島県 2006.09.28 朝日新聞社 子どもにわいせつ行為をしたとして、強姦(…

「女児をビデオに撮って観賞することは変態ではない」という主張

「変態」かどうかは別にして、「撮影行為」で犯情が悪くなることは間違いないです。 検察官の量刑意見と弁護人のそれにどうしてこんなに大差があるんでしょうか。 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20060929ddlk10040274000c.html 嬬恋村の…