2005-09-21から1日間の記事一覧
「興味深い」って、どっちやねん! 罪数については、包括一罪というのが、大勢です。 また、公刊されている不正アクセス禁止法違反に関する裁判例としては、東京高判平15・6・25本誌一八四六・一五五があるところ、同事件は、識別符号を用いた不正アクセス行…
被疑者が当番弁護士にこう言ったそうです。 実刑判決はないから実刑にならない なんて誰の言葉でしょうか? 「留置場通説」でしょうか。実刑となった(元)被告人からの手紙では、 原審の国選弁護人(弁護士)も被告人に 実刑判決はない。 と言ったそうです…
http://tachibanashobo.co.jp/mokuroku/html/200509-2.html 34 違法なホームページに対する捜査要領 警察官甲は、インターネット上のホームページにおいて、わいせつな画像が多数掲載されていることを発見した。 甲は当該ホームページの開設者がわいせつ図画…
奥村弁護士の「実在性が要件」という主張のおかげで、小児科医大忙し。 61児童ポルノビデオテープの画像に関する留意事項 A警察署警察官甲は、レンタルビデオショップの店員であるXが同店経営者Yとともに、いわゆる児童ポルノであるビデオテープを販売してい…
こんなこと考えさせられるのは、「共謀」にされている事件があるからなんですが、 掲示板にいきなり違法画像が投稿された場合、 投稿しただけで、管理者と投稿者との共謀を認めた判決はみあたらないですね。 幇助か単独正犯(同時犯)でいけるからでしょうけ…
他県のベテランの弁護士(私選弁護人)から 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反(+淫行条例違反)で、 示談・被害弁償を被告人に有利な事情として評価した裁判例をただで教えろ 買春数罪+製造の事案らしいが、詳細は…
よほどのことがない限り、考慮しないのが普通です。児童が分別に欠けていて「軽率」なのは法定刑に織込み済み。 まして、被告人から積極的に誘った事例なのに。 こういう事例もピックアップして、被害児童の関与が量刑理由としてどう評価されるのか考えたい…