児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2004-06-21から1日間の記事一覧

h16法律106号 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律

公布されました。 公布年月日/法律番号 平成16年 6月18日/ 106 附則第一条 この法律は、公布の日から起算して 二十日を経過した日から施行する。 ほぼ全部の罪がもともと法律違反ですし、法定刑が重くなったので、やめて下さいね。 特に、今、罪を犯さない…

画像掲示板管理者の刑事責任 既遂時期

投稿者の既遂時期と、掲示板管理者の既遂時期は同一とされています。 横浜地裁は、投稿者の投稿行為完了時に、管理者の公然陳列罪も既遂になると考えているようです。 違法画像を認識したとかしないとかの問題ではなく、知らなくても、児童ポルノ公然陳列罪…

医師・歯科医師の刑事処分について

「医師・歯科医師」の犯罪については、従来、報道されなければ行政処分(医道審議会)もないという話もありましたが、今後はそうは行かない。 医師又は歯科医師に対し,公判請求した事件又は略式命令を請求した事件(ただし,自動車等による業務上過失致死傷…

プロバイダーの刑事責任2

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20040618#p8 プロバイダーが刑事責任を問われるのは、他人がupした違法情報を、後刻知って、放置した場合の問題であるが、贓物寄蔵罪・運搬罪と類似している一面がある。 贓物寄蔵罪(今の盗品保管罪 刑法256条2項)の…